【西川タオリエ】タオルのお洗濯方法②
こんにちは。西川タオリエです✨
4月29日は
よく(4)拭く(29)で
タオルの日✨
タオルソムリエがお伝えする
タオルのお洗濯方法シリーズ。
前回に引き続き今回は
『タオルの日常のお洗濯編』です。
先ずタオルはいつ洗うべきですか?と
とご質問いただく事が多いのですが、
タオルはなるべく使ったらすぐ洗う事が理想的。
もしすぐ洗えない時はハンガーなどに干して
一旦乾燥させましょう。
タオルは濡れたまま放置しておくと
雑菌が繁殖して気になるニオイの原因になることも。
なので、すぐ洗濯する事や
一度乾かして繁殖を防ぐことが必要なのです。
①いざ、お洗濯スタート
前記事の水通し同様、お洗濯時の水量もたっぷりで。
ここで入れる洗剤の量は水量に合わせた適量で。
それ以上の洗剤を入れてしまうと
すすぎ時に洗剤が流れ落ちずタオルに再付着し
タオルが硬く仕上がる原因になってしまうことがあります。
汚れやニオイが気になる時は水温を上げて洗濯すると
汚れなどが浮きやすくなります。
②柔軟剤のはなし
良い香りや柔らかさを求めて
柔軟剤を使っている方も多いかと思いますが
使い始めのタオルは十分な柔らかさがあるため不要です。
また、柔軟剤を入れて洗濯をすると
表面はふわふわに仕上がりますが
一方で繊維を柔らかくする成分である陽イオン界面活性剤が
タオルの表面をコーティングする状態になり
タオル自体の吸水性が悪くなることも。
また、繊維一本コーティングされ
滑りやすくなることから
毛羽落ちなどが起きやすくなることがあります。
なので、柔軟剤を使うタイミングは
「タオルが硬くなってきたな。」と思ったタイミングで!
③気になるニオイが取れない時は
タオルのお悩みといえば毛羽やニオイの話を
多くいただきます。
いくつかニオイ対策の方法ご紹介いたします。
【高温処理を試す】
ニオイの原因菌は高温に弱いため
スチームアイロンをタオルから1㎝ほど離してあて
一旦ニオイの原因菌を死滅させてから
再度お洗濯をしてきれいに
原因菌を洗い流してみましょう。
【つけ置き洗い】
ニオイの元となるモラクセラ菌は60℃以上のお湯で
死滅するといわれています。
60℃のお湯を用意し湯量に合わせた洗剤を溶かし
30分ほどつけ置き→すすぎ→通常のお洗濯
この時使う洗剤は
できれば洗浄力の高い粉末洗剤で。
【煮洗い】
大きな鍋に水をたっぷり入れて
重曹や洗剤を入れ沸騰させてから
タオルを20~30分煮る方法が煮洗いです。
煮た後は火傷をしないように
タオルを取り出し、すすぎをしてから洗濯をします。
【洗濯槽のお掃除】
洗濯機の裏側の湿気により
カビや水垢が溜まり
それがニオイの原因となることも。
洗濯槽クリーナーは1~2カ月に1度行うのが
好ましいと言われています。
③タオルの買い替え時期はいつごろ?
タオルの買い替え目安は
洗濯回数30回~40回程度後と言われていますが
使用する頻度や素材・洗濯方法によって異なります。
・肌ざわりが悪くなってきた時
・以前より吸水力が落ちた時
・繊維のほつれなど見た目のダメージが目立ってきたとき
・汚れやニオイが落ちない時
タオルは清潔に
また、お肌刺激を少なく使うことが理想ですので
以上のように感じてきたときは
お買い替えをご検討ください✨
以上、タオルのお洗濯シリーズのお話でした✨
他にも何かタオルについてお悩み等ございましたら
当店スタッフへお気軽にお声がけください。
また、当店にはシンプルなデザインからカラフルなもの
サラっとした肌触りのものから
ボリュームたっぷりなものまで
多くの種類の今治タオルを取り扱っております。
ライフスタイルに合わせたタオルの選び方等も
ご紹介させていただいておりますので
是非お立ち寄りください✨
みなさまのタオルのある暮らしが
日々心地よいものでありますように✨
タオルソムリエとタオルアドバイザーのいるお店
タオリエ大丸札幌店